天使のお便り 翼の国へ 第5回 「夜と星」 |
まねき猫です。 これまでの4回は歩みと作品発表の過程を見てきました。 最初のテーマは「夜と星」です。 最初の画集「予感」には「夜の音」「屋根」「アルタイル」「銀河の砂」のよう背景が星のまたたく夜空に人物が浮かび上がるように描かれています。 私たちの日常生活は24時間営業のコンビニエンスストアに代表されるように昼夜問わず働き、夜も昼間と同じくらい明るく照明で照らし眠らない 生活があたりまえのようになっています。夜道も街頭が灯り、安全ではありますが、夜の深い闇を感じることが少なくなっています。 この様子は都市の部分が明るくなっていることが宇宙から確認できるほどです。 そのためか、夜空を見上げても月明かりさえ感じないほど都会の空は明るくなっています わたしも小学生のころから星が好きで、毎月プラネタリウムに通い星座を覚え見ていました。そして野外学習のキャンプファイアーで 見た満天の星空に天の川を見たときの感動が忘れられません。そして一人夜空を眺めていたときの感覚を記憶しています。 そして先生は「その一時、自分が大きな自然や宇宙や運命の中で生きていることを思い起こすのです」と記しています。
このような、感覚が絵を生み出す原点になっていと思われます。 たまには、明かりを消してゆっくり夜空を眺めてみるのもよいかもしれません星たちのかすかなささやきが聞こえて来る かもしれませんよ 参考文献 きたのじゅんこ 「予感」 |
2005/09/03
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