夢の宝石箱

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百目狼貴之さん作 「肩を抱く女性」



 はじめまして、百目狼貴之といいます。

 数年前に『えんじぇるはぁと』の存在を知り、きたのじゅんこ先生にいつか、自分の作品を観ていただきたいと思い今回、投稿させていただきました。

 私は将来、画家になる為にアルバイト生活をしながら絵の制作をしています。
 画家になることを決意させてくれたのが、きたのじゅんこ先生の個展に行った時のことです。
 今から13年前のことです。
 あの日の感動は今までも鮮明に覚えています。
 作品一枚一枚から醸し出すオーラや、一枚の絵を妥協せず最後まで描き抜く勇気や意思。
 言葉でうまく表現できませんが、そのような『眼に見えないもの』を 神秘的で温かいものが会場全体に満ち溢れていたことを今でも忘れられません。
 この日に出会った『エンジェル』という一枚の天使の絵画。
 感動の一言で、しばらくその場から動けませんでした。
 この時に自分の中で『画家になる。きたのじゅんこ先生のようになりたい。』と決意し、今日まで絵の制作をしてきました。

 今日、送らせていただいたのは『肩を抱く女性』という作品です。
 鉛筆画ですが、作品の制作過程や技術は、きたのじゅんこ先生の本から学びさせていただきました。
 今から約2年前の作品ですが、この作品の前に数年間、制作の失敗続きで、一枚の絵を完成させることができなくなり、
 『あえて絵の構図をシンプルにして一人の女性像の絵を最後まで描き抜く 』 という課題のもとで制作しました。

 自分にとって絵を描くことは苦しいことが多いのですが毎日、絵を描くことを通じて自身と向き合い、人として成長をする大切なことだと常々に感じております。
 初めて投稿させていただきましが、この場を通じて先生をはじめ、たくさんの人々に作品を観ていただくことに心から感謝いたします。
 また他の作品も観ていただきたいので今後とも宜しくお願いいたします。