東東京生まれ、うお座、O型。東京学芸大学教育学部美術科卒業。画家。
小さいころから油絵を習うかたわら、漫画を描き、高校の三年間は漫画研究会に所属。漫画と同時にファンタジーやSFに興味を持ちギュスターブ・モローやウイリアム・ブレイク、
バーン・ジョーンズの絵に惹かれた。
その後、東京学芸大学美術科に入学。学生時代をすごした狭山の丘、その後の武蔵野の森と自然に
親しむ。このことが後の作品世界に結びついていく。
大学4年のとき兵庫の大谷記念美術館の絵本コンクールに入選、これが縁となり画家の道に進む。
水彩色鉛筆から紡ぎだされる作品は、森や身近な草花、星や小さな生き物などへの深い思いを、
天使や妖精の姿を通して表現し、それを見る人にやすらぎともに、心の奥にある本当の自分の世界をきずかせてくれます。
主な画集に「予感」「月の雫」「精霊の国」「結晶庭園」「聖なる森の物語」「Angel」「翼の国へ」
があり、2004年それまの作品をまとめた「きたのじゅんこ自選画集」を出版。
また、版画製作や、水彩色鉛筆の描き方の講座を行いその成果を「水彩色鉛筆画入門」を上梓。
創作を行う過程でであったケルト文化に強い影響を受け、実際にアイルランドを旅し、その風土と精神世界への思いを深め
ケルトシリーズとして作品を発表。物質文明のが行き詰まりを見せ、様々な問題が山積する現代
において、自らが創作から得たビジョンを広める活動にも取り組んでいる。
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